ジャパントップ10では、リスナーの皆様が日本の音楽についてポッドキャストを通じて学び、楽しみ、更に高めていくという目標により近づけるよう、常に新しい取り組みを行ってきました。最新のアンケートで、日本の音楽文化に焦点を当てた、ナビゲーターのコメントメインのエピソードを聞いてみたいか尋ねたところ、ほとんどの方が聞いてみたいとお答えくださいました。

皆さまのご意見に後押しされ、初めてのジャパントップ10カルチャーエピソードを進めるに至りました。エピソードでは、カワイイカルチャーについて、更にはサンリオが日本におけるカワイイカルチャーをいかに前進させたかについて話しました。

従来型とコメントメインのエピソードの主な違いは、リスナーの皆様が聞く内容です。ほとんどのエピソードはコメントより音楽に重点を置いていますが、これらとは違う新しいものに挑戦したいと考えました。それがコメントメインのエピソードで、曲を沢山流すこと以上に、ナビゲーターのコメントに焦点を当てています。

なぜこのようなことを試みたのかご説明します。ポッドキャストは従来、様々な理由で音楽よりトークに力を入れていました。Spotify(JポップはSpotifyで拡大中です)やYouTubeなど様々な場所で音楽が見つけられる一方、ポッドキャスト(もしくはラジオ)がユニークな個々人のディスカッションを取り入れている唯一の場所であるというのが、数ある理由の中で我々のチームの強い共感を呼びました。かつてJポップをSpotifyのようなプラットフォームで探すことは大変難しく、それを解消すべくJトップ10を創設しました。しかしSpotifyやApple Musicが日本で操業開始したことで、Jポップに楽に触れられるようになり、音楽を流すという従来のポッドキャストをただ継続するだけでは不十分と考えるようになりました。長年にわたって我々のコメントはポッドキャストの中核となっており、このコメントにより焦点を当てられる方法を模索し始めました。このようにして、カルチャーエピソードが作られたのです。

最初のカルチャーエピソードをPatreonドナーの方に配信しました。エピソードに関する皆さまのフィードバックをお聞きしたく、Patreonサイト、info@jtop10.jpへのメール、もしくはソーシャルメディアを通じてぜひご感想をお送りください!カルチャーエピソードを続けるべきか、他の方法を模索すべきか等、ご意見をお待ちしております。

Patreonドナーでない方もご心配なく!最初のカルチャーエピソードを、まもなくやってくる冬休みシーズンに一般リスナーの方向けにリリースします。一般リスナーの方からも、エピソードをお聞きになった際の感想をお待ちしています。

以下がカルチャーエピソードで扱った曲のリストです:

1) シナモエンジェルス [CINNAMOANGELS] — Chu-Chu-Chu  (2006)

2) Hello Kitty and Dear Daniel — 恋しちゃいなタウン [Koishichai na Town/Koi Shi Chinatown] (2002)

3) きりみの歌〜おいしく食べてね〜 [Kirimi no Uta ~ Oishiku Tabete ne (Please Eat Deliciously)~] (2014)

4) まるもふびより — モップダンス [Marumofubiyori — Moppudansu (Mop Dance)] (2017)

 

―ジャパントップ10チーム 2018年11月30日